0. まえがき

2022年3月5日に、新宿で行われたライブサーキットの「見放題東京2022」に参戦しました。「バンドは指先3mmくらい突っ込んでるだけ」なわたし(@aimyon36_net)がライブサーキットに参戦した感想を、個別のバンドの話は少なめに書いてみます。


1. ライブサーキット開始前の話

2022年3月5日、期末テスト最終日の11:20にわたしは新宿に降り立った。(期末テストラストの数学は気が散ってた気もするが、ここでは気にしないことにします)

まずは新宿サブナードの西武新宿駅のところの入口を入ったところにあるコインロッカーに、手持ちのリュックを預けました。料金は6時間ごとに100円、ロッカーの個数は、小サイズを中心に200個くらいです。「見放題東京」や「TOKYO CALLING」のようなライブサーキットなら200円、新宿周辺の会場でのワンマンライブや対バンの時間なら100円なのでおすすめです!(一般的な駅のロッカーやライブハウスのロッカーはだいたい400円)ちなみに「36」のロッカーに預けました。開催は3月5日だったので「35」でもよかったかも。

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そして身軽な状態になってから、ライブサーキットの会場に向かいます、と言いたいところですがちょっと寄り道します。

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「桜が降る夜は」のMVのオープニングの撮影地、とだいたい同じ場所です。この日(3月5日)は、「桜が降る夜は」のMV公開からちょうど1年だったので写真撮ってみました!(たぶんMV撮影は2月です)



2. サーキット会場へ

今度こそ「見放題東京」の会場へ。まずはリストバンド交換のために「LOFT BAR」の会場に向かいます。新宿駅東口からは400m、西武新宿駅からは300mくらいです。新宿LOFTの階段を地下2階まで下ると、左側が「LOFT」、右側が「LOFT BAR」となっています。今回は右側に進みます(左側にも後ほど向かいます)。

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ここでチケットを提示して、「リストバンド」と「1ドリンク引換券」と交換します。会場でリストバンドを提示することで、11会場どこにでも入場することができます。リストバンドは自分で着ける形式ではなかったものの、チケットの「もぎり」は自分でやる感じでびっくりしました!「1ドリンク引換券」は紙製で、1月に行ったLIQUIDROOMと違って缶バッジではありませんでした。

(前売)チケット代はワンドリンク込で4600円。2019年までは、ワンドリンク別で4000円+入場時にワンドリンク600円だったみたいです。値段自体は据え置きですし、参戦者にとっても、(おそらく)運営サイドにとっても今の形式のほうがいいですよね!
('23.03.04追記)2023年はワンドリンク別で4500円+入場時にワンドリンク600円です。

そしてちょっとだけ会場周辺をぶらぶらしてから、また「LOFT」の会場へ。ちなみにタイムテーブルはこんな感じです。

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(公式Twitterより)

3. ライブ1本目~ヤングスキニー~

「LOFT」会場のトップバッターはヤングスキニー(12:00~)。キャッチコピーは「嘘だらけで、矛盾だらけな日常の歌を歌う」東京発の4人組バンドです。結成は2020年8月で、今年の2月19日には初めてのワンマンライブも開催されチケット倍率は約10倍でした。

「LOFT」会場のキャパは550人、ではあるが大きめの柱で見切れる場所(モニターあり)があるため、わたしの体感ではそこまで広く感じませんでした。わたしはライブハウス最後部、PA席の前で参戦。会場の埋まり具合は、あとちょっとで入場規制、みたいな感じでしたね。

ライブでは6曲演奏されました。3曲目で新曲の初披露が行われましたが、歌詞はもう覚えてないです。ごめんなさい。1曲目からめちゃくちゃいい曲だったし、新曲もよかったです!

わたしは5曲目の途中で退場し、「HOLIDAY」へ移動します。しかし、12:30からのねぐせ。は入場規制50人待ちで断念。ねぐせ。もいつかライブで観たいです!でもラスト「ロードスタームービー」だったみたいだし、入場規制かかるならヤングスキニー最後まで観ればよかった…!

setlist(これ以降もわかる場合は記載)
M1. 8月の夜
M2. 愛鍵
M3. 新曲
M4. 東京
M5. 憂鬱とバイト
M6. ロードスタームービー



4. ライブ2本目~ユレニワ~

「HOLIDAY」に入れなかったわたしは、またタイムテーブルとにらめっこすることに。そこで「日タグで見たことあるようなないような…?」みたいなノリで「Marble」会場のユレニワのライブを観ることに。

ユレニワは2016年に千葉県で結成された4人組バンドです。3月27日にはワンマンライブも予定されています。

「Marble」はキャパ150人と、見放題東京の会場のなかでは小さめのライブハウス。今回の見放題東京では「Marbleコラボステージ」となっていたが、他の会場との違いはあまりよくわからなかったです。ユレニワのライブでは、入場規制まではいかなかったものの、結構人は多めでした!

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「HOLIDAY」に再チャレンジするため、ユレニワは2曲のみ聴きました。でも音出しから含めれば30分くらいは観られて満足でした。演奏は王道ロック、ってわたしは感じました。ユレニワの曲は聴いたことがなかったし、このジャンルはあんまり聴いてこなかったけど、それでもめちゃくちゃ楽しめました!

ライブ前の調整で、セットリストの一部の曲名をバンドメンバーが言っちゃった場面もあったけど、それはそれで「ライブサーキット」って感じがしていいですよね!

ヤングスキニーを5曲目途中まで聴いて、「HOLIDAY」に入れなかったことを踏まえて、ユレニワを2曲目で切り上げ、bokula.のライブを観るために、また「HOLIDAY」へ。しかし、やはり入場規制約50人となっていて、今度は少しだけ並んでみたものの、なかなか列が進まなかったのでまた断念。

先ほどライブ参戦したヤングスキニーと、今回は断念したねぐせ。とbokula.の3バンドの企画に「インディーズ·ジャーニー」というものもあります。4月には広島/福岡/東京の3バンドツアーもあります(広島はゲストあり)!



5. ライブ3本目~Ochunism~

またも「HOLIDAY」に入れなかったため、プランを変更して、1時間半後の1番の目当てのバンドに備えて「LOFT」に戻ることに。「LOFT」にはOchunismのライブ(14:00~)が始まる30分前、前のOKOJOのライブがちょうど終わったタイミングで到着しました。観客の大半が入れ替わったので、ここで2列目を確保しました。センターから1mくらい右のめちゃくちゃ見やすい位置を確保できました!

Ochunismは「ジャンル不特定」な6人組バンド(ボーカル/ギター/ベース/ドラム/キーボード/サンプラーの構成)で、関西で結成されました。ビバラロックやメトロックへの出演も決定しています。

Ochunismも6曲構成のライブでした。個人的には1曲目「rainy」と3曲目「SHOUT」が好きです。1曲目「rainy」を聴いて「ジャズからも影響を受けてるのかな?」と思ったけど、メンバーが聴いている音楽を調べた感じではそうでもないみたいですね。3曲目「SHOUT」は1曲目とは打って変わってノリがいい曲でした!Ochunismのライブのノリはまったく知らなかったけど、わたしも見様見真似でノリました。サーキットフェスにはあまりいない感じのバンドだけど、こんなバンドがフェスにいるといいよね!めちゃくちゃよかったです!

setlist
M1. rainy
M2. freefall
M3. SHOUT
M4. Mongoose
M5. glass
M6. Mirror



6. ライブ4本目~アイビーカラー~

Ochunismが終わっても「LOFT」で待機します。雑貨店の「Loft」も新宿にもあるけど、それとは無関係なライブハウスの「LOFT」です。位置は変わらず2列目です。

今度こそ1番の目当てでのアイビーカラーのライブ(15:00~)です。1月のLIQUIDROOMのワンマン以来6週間ぶりのアイビーカラーのライブです。(この日観た他のバンドはこの日が初めてのライブ参戦)

アイビーカラーは2016年に大阪で結成された、4人組ノスタルジックピアノロックバンドです。バンド名には「永遠の愛の発信者」の意味がこめられています。2022年のメトロックの出演も決定しています。

アイビーカラーのライブは2回目だったけど、めちゃくちゃ良かったです!1月のワンマンはあまり近くでは観られなかったので、初めて近くで観られました!

個人的には2曲目「short hair」が好きです。でもその次の「L」も「short hair」とは曲調がガラッと変わっていてよかったです。ラストの「次で最後にしてね。」は1月のワンマンでフル初解禁された曲だけど、そのフル初解禁の時と、リリースされた後に何回かライブで演奏された後だと、聴こえ方がぜんぜん違ってびっくりしました!

アイビーカラーのライブが終わった後は、ちょっと物販に寄って、ラバーバンドを購入。そして「1ドリンク引換券」でドリンクを交換したあと、「LOFT」を離れて「HOLIDAY」に行くことにしました。ちなみにドリンクはコーラと交換したら500mLのペットボトルでした。ミネラルウォーター以外でもペットボトルのこともあるんですね!

ここでドリンク関連で1つ余談です。見放題東京の会場となっている「SAMURAI」では「1ドリンク引換券」でクリームソーダと引換できるみたいですね。「見放題東京」「TOKYO CALLING」で例年実施しているみたいです!(ふだんは1ドリンクチケット+100円)「SAMURAI」では、出演グループ考案のクリームソーダが販売される「クリームソーダFes.」が開催されたこともあるみたいです!

setlist
M1. 魔法をかけて
M2. short hair
M3. L
M4. 春を忘れても
M5. orion
M6. 次で最後にしてね。



7. ライブ5本目(?)~moon drop~

アイビーカラーのライブを終え、今日3回目の「HOLIDAY」に移動します。しかし例によって入場規制がかかっていました。moon dropのライブ(16:30~)は観てみたい(2番目の目当て)ので、今度は入れるまで待ってみることにします。

待っている間に写真をパシャリ。見放題のリストバンドと、アイビーカラーのラババンです。「moon dropの待機列でこんな写真撮っていいのかな?」と思わなくもないけど、moon  dropとアイビーカラーは「夏色ラブストーリー」という2バンド主催のライブイベントも開催しているくらい(たぶん)仲はいいバンドなので、問題はない気がします(?)

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moon dropは2014年に伊勢で結成した、「愛だの恋だのラブソングだけを歌い続ける」4人組バンドです。現在は1stフルアルバム「この掌がまだ君を覚えている」のリリースツアー「あの街ラブストーリー」が開催されています。

「HOLIDAY」はキャパ450人のライブハウスです。キャパの数字では「LOFT」の次に大きい会場ですが、「LOFT」は見切れ部分があるため、体感的には1番大きく感じるかもです!実際「1番大きい会場」と言っていた出演者もいました。

待機列は進んだものの、ライブ本編開始時点ではライブハウスの中に入ることはできず、待機列2番目のポジションで音漏れを聴くことに。

音漏れで2曲目「水色とセーラー服」が聴こえたときは、もともと好きだった曲だったのでテンション上がりました!この曲はちゃんとライブで聴きたいです!

ライブハウスから出てくるお客さんと入れ替わりで、5曲目からはライブハウスの中に入ることができました。5曲目の「僕といたほうがいいんじゃない」も好きです!

結局ライブハウスの中で聴けたのは2曲だけだったけど、リハでは「アイボリー」聴けたし、めちゃくちゃ楽しめました!次はワンマンライブで観たいバンドです!



8. ライブ6本目~ペルシカリア~

moon dropのライブが終わったあとは、「HOLIDAY」の中の方まで流れで入っていけたので、流れでペルシカリアのライブ(17:30~)を観ることにしました。南無阿部陀仏(17:10~)もバンド名はときどき見るので気になってたけど、次の機会ですね。

ペルシカリアは埼玉県発の、矢口結生さんのソロプロジェクトです。バンドの形式ではあるものの、他の3人はサポートメンバーという扱いになっています。5月5日には2nd E.P.「伝えない事の届け方」がリリース予定です!

「HOLIDAY」会場では、本番前の調整は幕が閉じた状態で行われていました。調整ではメンバーの姿は観られなかったものの、雰囲気は伝わってきました。

ペルシカリアの曲は今まで聴いたことがなかったけど、めちゃくちゃよかったです!個人的には1曲目「さよならロングヘアー」が好きです。最後に「フェスといえばこんな感じ!」って演奏が聴けてよかったです!

わたしはペルシカリアのライブが終わった後、家に帰りました。今度は21:00までフルで参戦したいです!

setlist
M1. さよならロングヘアー
M2. 恋心納品日
M3. 離愁
M4. 煙
M5. 最初の晩餐
M6. 愛情完済日



9. サーキットフェス回った感想
  1. 意外と入場規制はかかる!(今回は12組)
  2. 知らないアーティストのライブも意外と楽しい!ライブがきっかけで曲の引き出しが増えるっていいよね!
  3. 1番の目当ての2つ前のバンドのライブが終わったタイミングで入れば、(整理番号でいえば)2桁前半くらいのポジションで観られるかも?
  4. 邦ロックには指先3mmだけ突っ込んだだけのわたしでも楽しめる!
  5. 夏フェスと違って35℃のところでライブ観ることはない!
  6. 予定通りには回れないかも!
  7. 終わったあとに「アイビーカラーだけLOFTであとはHOLIDAY貼り付きがよかったかな?」とも思っちゃったけど、フェスは「そのときだからこその出会い」がいいよね!
  8. 普通のライブハウスのライブとそこまで値段変わらないから、目当てが多い人におすすめ!でも知らないバンドのライブも楽しいから、目当てが1組くらいの人も行ってみるといいかも!
  9. いろいろ回りたい人は、「12時台」「13時台」…で、観たいバンド「第1候補」「第2候補」くらいまで考えておくといいかも!


10. 後日談(1)

見放題東京の2日後(2022.03.07)、今度は渋谷に行ってきました。目当てはこちらです。
ガチャは1回だけ回しました。「boyhood」を購入して、サイン入りパネル「6」番に応募しました!

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このあとはSpotify O-Crestの前に行ってきました。アイビーカラー/osage/ねぐせ。の3バンド対バンライブの会場です。当日券が販売される、とのことだったので参戦するかめちゃくちゃ迷ったけど、「ワンマンライブまでセーブしたい」とのことでブログの中の人は参戦しなかったようです。4400円は次のワンマンライブまでセーブして、参戦した雰囲気の写真だけ撮って帰りました…!

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11. 後日談(2)

後日談(1)の3日後、わたしの家にレターパックほどの大きさの配達物が届いた…「6」番のパネル(アイビーカラー)が当たりました!ありがとうございます!ずっとずっと大事にとっておきます…!

見放題の関係者のみなさん、出演されたバンド/アーティストのみなさんありがとうございました!

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